開学者・梶浦逸外老師は、戦後の荒廃した社会の中で、「開山大師がもし今日おられたなら、何を求められるだろうか」と自問し、「仏教や禅の教えを広める場をつくり、学生を教え導くこと」が必要と考えました。
そして「国際社会に裨益(ひえき:役に立つこと)する優秀な人材を育成すべく行学一体の禅的教育による人づくりをめざし、名実ともに奉仕的精神をもって不言実行する人材を送りだす教育機関であることです。」と語られました。
窮而変変而通 窮して変じ、変じて通じる
世の中は常なく、また困難が世の常の姿であり、「楽は苦の種、苦は楽の種」で、いかなる道も道一筋に真剣に努力していると、必ず鉄の壁に突き当たって動きもにじりもならなくなるものである。